さめないすーぷ

ベシャメルソース(仏:sauce béchamel)とは、牛乳で作った白いソースである。ベシャメルソースはホワイトソース(英:white sauce、ソース・ ブランシュ)を牛乳で溶きのばしたものである[1]。
フランス料理の基本的なソースのひとつであり、チーズを加えてモルネーソースを作るなど、他のソースのベースとなる。作り方は、熱した牛乳を撹拌し、小麦粉とバター(バターと小麦粉は1対1)を加熱して混ぜたルーに徐々に加え、濾して仕上げる。また、小麦粉とバターを練り込んだ合わせバターのブール・マニエを、熱した牛乳に加えて泡立てて作ることもできる。ソースの濃さは、牛乳と小麦粉の分量によって調節される。



発祥
ベシャメルソースの発祥にはいくつかの説があり、定かではない。
・イタリアでは、カトリーヌ・ド・メディシストスカーナ州出身料理人が発明し、17世紀にイタリアからフランスに伝えたとされている。Sauce Béchamelは、牛乳、子牛のストック(煮出し汁、ブイヨン)と調味料をゆっくりと煮立て、クリームで濃くしたものを濾したものである。
・フィリップ・ド・モルネー(英語版)(Philippe de Mornay)が、モルネーソース、リヨネーズソース、ポルトソース同様に発明した。

Wikipediaベシャメルソース」より