さめないすーぷ

香辛料について


●ヒハツ
ヒハツは紀元前6-5世紀ごろ、ヒポクラテスによってギリシアにもたらされた。彼はヒハツについて初めて書物に記し、またスパイスとしてではなく薬剤としての機能について論じた人物でもある[1]。ギリシャ人やローマ人の間では新大陸の発見に先駆けて、ヒハツは重要かつ良く知られたスパイスとなっていた。もっとも、植物学の開祖とも言われるテオプラストスなどは両者を区別していたものの、古代史におけるヒハツの歴史は黒コショウのそれとしばしば混同され、互いに関わり合ってきた。ローマ人はどちらの“コショウ”も“piper”と呼び、大プリニウスさえも両者(の実)は同じ植物に由来するものであると信じていた。

Wikipedia「ヒハツ」より