さめないすーぷ

スープ料理によく使われる食材:ホタテ貝について


生物的特徴


形態
殻径は20cmほどになる大きな二枚貝である。貝殻はふくらみが強い殻と弱い殻とが合わさっているが、ふくらみが強い方が右殻である。殻の中央には大きな閉殻筋(貝柱-断面円形の横紋筋とその傍らに断面三日月形の平滑筋)がある。また、外套膜(ヒモ)の周囲には、およそ80個の小さな眼点(眼)があり(■テンプレート上の画像を参照のこと)、明るさを感じることができる。


生態・分布
生息に至適な海水温は +5〜+19℃の冷水であるが、−2〜+22℃の間なら生きていける(稚貝はさらに4℃ほど高温でも耐えられる)。浅海の砂底に生息し、自然分布の日本での南限は、日本海能登半島、太平洋が東京湾とされているが、大規模な商業的漁業が可能なのは東北地方の三陸海岸以北である。

Wikipediaホタテガイ」より