さめないすーぷ

スープ料理によく使われる食材:大根について


主な品種
品種として有名なもの以外に、各地で地ダイコン(地野菜)が栽培利用されていた。1980年の文献[4]には、全国で110品種が記録されている。特に九州南部は独自性が強いとされている。

桜島 胴回りが巨大で、世界最大のダイコンとして有名
・聖護院 カブのような球形の京野菜
・辛味 汁気が少なく辛味が非常に強いため、主に蕎麦などの薬味に用いられる。見かけはミニサイズのダイコンで、形状から「ねずみ大根」とも呼ぶ
・守口 ゴボウのように細長く、世界最長。守口漬に使われる
・源助 短く太い加賀野菜。甘味が強く煮崩れしにくいことから、おでんに使われる
・白首大根 練馬、三浦、浅尾など。胚軸が発達しないため、緑色の部分が無い。沢庵漬け用など。
・宮重 現在主流の青首大根の片親。
・紅大根(長崎原産の大根)・紅しぐれ(群馬) 外見は紫系の赤いダイコン。摩り下ろすと紫色の大根おろしになる。(用途:漬物(千枚漬など)・大根おろしなど)
・亀戸 小型で肉質が緻密
・大阪四十日 小型種で、現在はカイワレ大根の種子として利用されている
・青皮紅心 中国産で、心里美(しんりび)とも。白い皮で中が紅色のダイコン。甘く水気が多いため果実のようにカービングにも利用される。
・葉だいこん 葉を蔬菜とするための品種で、家庭園芸向け。
・青首大根 現在の主流品種で、作付面積の98%を占めるともいう。辛みが少なく甘みが強いこと、地上に伸びる性質が強く収穫作業が楽である事などから昭和50年代に急速に普及した。
他の品種はこれに押されて廃れ、郡大根(こおりダイコン)のように「絶滅」してしまった品種もある。現在他の品種は、品種保存や町おこしなどを志す一部の農家が少量栽培している。

Wikipedia「大根」より