さめないすーぷ

スープ料理によく使われる食材:大根について


変種
栽培種も変種 R. sativus var. longipinnatus として扱われるが、原種ははっきりしていない。染色体はn=9で、アブラナ属の多くの野菜と同様自家不和合性を持ち、交雑しやすい。 遺伝的研究から、日本のダイコンはヨーロッパ系統、ネパール系統とは差が大きく、中国南方系統に近い[2]事が確認されている。

 ハツカダイコン(R. sativus var. sativus)

 ハマダイコン(R. sativus var. hortensis f. raphanistroides)
日当りのよい砂浜などに自生的に生育する。野草として食用にされるほか、食用選抜も行われている。逃げ出した栽培種が野生化したと考えられていたが、遺伝的研究では日本の栽培種と差が大きく[2]、野生種の可能性が高い。

 ノダイコン
日本の福島県会津盆地、山形県米沢盆地などでみられる内陸性の自生種。遺伝的に栽培種に近く[2]、野生化したものと見られるが、中国系統と交雑する前の日本在来種とする説がある[3]。

 黒大根(R. sativus var. niger)
根の表面が黒く内側は白。根が長くなる品種と蕪の様に丸い品種がある。丸い品種は肉質が硬くデンプンが多い。花の色は白や紫。

なお、アカザ科のテンサイを形状から「サトウダイコン」と呼ぶが、ダイコンとは目レベルで異なる縁遠い種である。

Wikipedia「大根」より