さめないすーぷ

スープ料理によく使われる食材:キャベツについて


利用
葉は柔らかく、癖のない味なので、様々な料理に使われる野菜である。


生食
繊切りにして豚カツなどの付け合わせにしたり、コールスローなどのサラダ類に調理して食べる。業務用で繊切りを使用する場合には、水に浸しておくと水分を吸収して膨張するため量が増え、かつ、みずみずしさを保つ利点があるが、ビタミンCなど水溶性の栄養素は減少する。生キャベツの繊維は消化が悪いため、食べ過ぎると腹痛を起こすおそれがある。


煮物
スープの具材としたり、挽肉などを巻いてロールキャベツにする。先に油で炒めると甘味が引き出される。もつ鍋や井上鍋には具材として用いられる。また水炊きでは白菜ではなくキャベツを用いる場合がある。


蒸す
蒸し煮による調理法も多い。登山では、キャベツの水分で豚肉を煮るキャベッジダウンという調理法がある。


炒め物
野菜炒めやお好み焼きに欠かせない他、焼きそばや焼き肉では脂っこさを抑える働きがある。


漬物
浅漬けやぬか漬けといった普通の漬け物以外に、北海道ではサケの重ね漬けの材料として、白菜と並んで用いられる。また、ドイツ料理のザワークラウトは、キャベツの漬け物である。


健康食品、医薬品
キャベツに含まれる酵素成分を抽出した栄養ドリンクやダイエット食品、ビタミンU(キャベジン)を利用したキャベジンなどの胃腸薬も作られている。


ワイン
横浜国立大学がオリジナルキャベツワインとして開発し、販売している。

Wikipedia「キャベツ」より