さめないすーぷ

香辛料について


●タバスコ
用途
日本では、卓上調味料としてピザやスパゲティなどのパスタに用いられることが多い。アメリカ合衆国における主な使用法はステーキソースやバーベキューソース、マヨネーズなどの味付け、あるいはブラッディ・マリーの味付けなどである。また、アメリカ軍の制式携帯糧食であるMREにもたいてい封入されている。
また、イタリアではアメリカ製であることを明示した「MADE IN U.S.A」表示があるタバスコはほとんど使われず、唐辛子を漬けたオリーブオイルを使用する。


歴史
マキルヘニー社の創業者は、ニューオーリンズで銀行家をしていたメリーランド州出身のエドムンド・マキルヘニー(英語版)(1815年生-1890年没)である。スコットランド人とアイルランド人の血を引く、ひげを蓄えた美食家だったといわれている。
南北戦争の頃、エドムンドはメキシコのタバスコ州から帰還した南軍兵士(フレンド・グリーソンと考えられている)から唐辛子の種を入手したとされる。1862年ニューオーリンズ北軍によって陥落したため、マキルヘニー一家は岩塩の産地として有名だったエイヴァリー島へと移り住み、そこで唐辛子の種をまいたという。ところが、南軍に塩を供給していた関係で北軍の攻撃にさらされることになり、さらにテキサス州へと逃れた。終戦後の1865年に戻ってきたとき、すっかり荒れ果てていた土地に、一株のタバスコペッパーが生えているのを見つける。

Wikipedia「タバスコ」より