さめないすーぷ

香辛料について


●タデ
タデ(蓼、英語: water pepper)は、タデ科イヌタデ属の1年草。
単にタデと言う場合は、ヤナギタデ(柳蓼、学名: Persicaria hydropiper)を指す。「蓼食う虫」の蓼もヤナギタデである。和名は、葉がヤナギに似ていることから。


利用
特有の香りと辛味を持ち、香辛料として薬味や刺身のつまなどに用いられる。野生の紅タデがもっとも辛く、栽培種の青タデは辛さが少ない。辛味成分はポリゴジアール。
タデの葉をすりつぶして酢でのばしたものはタデ酢と呼ばれ、アユの塩焼きに添えられる。
品種としては、柳タデ(本タデ)、紅タデ、青タデ、細葉タデなどがある。食用タデについては、福岡県朝倉市で日本国内生産の約7割を占める。
ベトナムでは付け合わせとしてよく食べられている。


文化
ことわざ「蓼食う虫も好きずき」 - 他に草があるにも係わらず辛い蓼を食べる虫も居るように、人の好みは様々で、一般的には理解しがたい場合もあるということ。
谷崎潤一郎 『蓼食う虫』

Wikipedia「タデ」より