さめないすーぷ

香辛料について


●サンショウ
同属異種
サンショウの仲間のサンショウ属は世界の熱帯・亜熱帯および温帯地方に広く分布しており、250種あまりが知られている[3][10]。代表的な同属異種を以下に列挙する。
イヌザンショウ(犬山椒、Zanthoxylum schinifolium)- サンショウが芳香を持ち、棘が対生するのに対して、イヌザンショウは芳香がなく、棘が互生する[11]。イヌザンショウの果実は「青椒」と呼ばれて精油を持ち、煎じて咳止めの民間薬に用いられる[1]。
イワザンショウ(岩山椒、Zanthoxylum beecheyanum)- 丸葉で光沢がある。葉軸は翼を有し、鰭のように見えることからヒレザンショウとも呼ばれる。南西諸島や小笠原の岩場に自生し、サンショウ同様に香辛料や薬用として用いられる。沖縄方言名 センスルギー。
カホクザンショウ(華北山椒、Zanthoxylum bungeanum) - 英名 Sichuan pepper。中国で「花椒」と称して果皮を香辛料として利用している[1]。
テリハサンショウ(照葉山椒、Zanthoxylum nitidum)- しばしば葉の中心線に沿って棘がある[12]。中国で薬用にされる。

Wikipedia「サンショウ」より