さめないすーぷ

香辛料について


コーレーグス
製法2
食品メーカーで製造されているコーレーグスも多く流通しているが、島唐辛子泡盛に入れるだけで簡単に作ることができるので、沖縄の飲食店や家庭では収穫期に一年分のコーレーグスを仕込むことも一般的である。
宮古島など先島諸島の一部では、島とうがらしを潰したり、にんにくを混ぜてペースト状にしたりしたものを薬味として用いる。上述したようにコーレーグスとは唐辛子そのものを指す言葉なので、もちろんこれらをコーレーグスと呼ぶことも間違いではない。


語源に関する異説
コーレーグスは沖縄方言でトウガラシ属類全般を意味する言葉であったが、今日ではもっぱら沖縄で栽培されている島とうがらしの別名として用いられている。語源は17世紀の文献にも登場する唐辛子の異称である「高麗胡椒(コーレークシュー)」とするのが定説であるが、高麗胡椒という言葉が忘れ去られて久しいためか、「高麗草(コーレーグサ)」、「高麗薬(コーレーグスイ)」、「高麗古酒(コーレークシュ)」、「高麗辛子(コーレーガラシュ)」などの字が当てられ、語源であると説明されることもある。

Wikipediaコーレーグス」より