さめないすーぷ

香辛料について


●香辛料貿易
インドとギリシャ・ローマ圏の貿易は増加し続けた[10]。この貿易においてインドから西方世界に輸出する主な物産は香辛料であり[11]、絹や他の交易品は無視されていた[12]。
ジャワ島やボルネオ島などにインドの文化が流入した際には、香料が求められた[13]。これら貿易の拠点から、後に中国やアラブの市場にも交易品が供給されるようになった[13]。ギリシャの「エリュトゥラー海案内記」には、大きな船が東のKhruseに航海していく、いくつかのインドの港を命名している[14]。
イスラム教が登場する以前のメッカ人は、ローマとの高級品の貿易で、古いルートである香の道を使用し続けた[15]。メッカ人が関わった輸出品は、アラビアの乳香、東アフリカの象牙と金、インド産の香辛料、中国の絹など、変わらない交易品が扱われた[15]。

Wikipedia「香辛料貿易」より