さめないすーぷ

香辛料について


からし
ねりからし
からしの辛みは水で溶くことによって発生するが、揮発性が強く長続きしない。 このため粉末や酢漬けの状態で保存する技術が発達したのだが、これを増粘剤や油脂などによって安定させ、また人工的なカラシ香味成分を配合することによって、いつでも簡単にからしの風味を利用できるように作られたのが、日本独自の発明であるチューブ入りねりからしである。 粉から練った和がらしや、伝統的な製法のマスタードとはかなり異なるものであるが、その手軽さから広く普及し、現在では日本で消費されるからし類の大半を占めるに至っている。
なお、チューブ入りの「ねり和からし」も発売されているが、これは単に風味による命名であり、セイヨウカラシナを用いて和からしの辛さを人工的に再現したという意味である。

Wikipediaからし」より