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香辛料について


[カホクザンショウ]

カホクザンショウ(華北山椒、学名:Zanthoxylum bungeanum、英名Sichuan pepper)は中国のミカン科サンショウ属の落葉低木。日本のサンショウとは同属異種に当たる。
一般には中国名である「花椒」で知られ、日本語読みで「かしょう」、または中国語読みで「ホアジャオ」(拼音 huājiāo)と呼ばれる。また、日本の山椒と区別して「四川山椒」、「中国山椒」などとも呼ばれる。
果皮は食用、薬用である。痺れるような辛さを持つ香辛料として、中国料理、特に四川料理では多用される。「花椒」のほか「蜀椒(しょくしょう)」、「椒紅(しょうこう)」などとも呼ばれ、漢方では健胃、鎮痛、駆虫作用があるとされる。


名称
一般的によく使われる「花椒」は、カホクザンショウの実が熟すると、木に赤い花が咲いたようにも見えるので、これが由来となっている。
細かくは、実の大きさと色によって、大きく赤い大椒(だいしょう)、別名大紅袍(だいこうほう)、獅子頭(ししがしら)と、小振りで黄色い小椒(しょうしょう)、別名小黄金(しょうおうごん)に分けられ、実の採集時期によって秋椒(しゅうしょう)と伏椒(ふくしょう)に分けられる。
英語ではSichuan pepper、Szechuan pepper、Chinese prickly-ash、Flatspine prickly-ashなどとも呼ばれる。

Wikipedia「カホクザンショウ」より