さめないすーぷ

スープ料理によく使われる食材:豆腐について


豆腐(とうふ)は、大豆の搾り汁(豆乳)を凝固剤(にがり、その他)によって固めた加工食品である。豆腐の加工法や調理法は各国ごとに異なるが、このうち日本に伝来した豆腐は白く柔らかい食感を持つ「日本独特の食品」[1]として発達した。


概説
豆腐は、東アジアと東南アジアの広範な地域で古くから食され続けている大豆加工食品である。とりわけ、中国本土(奥地を含む)、朝鮮半島、日本、台湾、ベトナムカンボジア、タイ、ミャンマーインドネシアなどでは日常的に食べられている。
日本に伝来した豆腐は中国の「水豆腐」に由来するものとされ、現在の日本の豆腐は柔らかくて淡白な食感を特徴とする[1]。これに対して中国や韓国の伝統的な豆腐は炒めたり揚げたりして調理されることが多かったため水分が少なく日本の豆腐に比べると堅いものとなっている[1]。


名称
「豆腐」の「腐」の字は本来「納屋の中で肉を熟成させる」という字義から転じて、柔らかく弾力性があるものを意味するものであったが、日本では食品に「腐る」という字を用いることを嫌って、豆富や豆冨などと記すこともある(日本の豆腐は発酵していない。すなわち腐っていない。中国には豆腐を発酵させた腐乳や臭豆腐もある)。また、豆腐を好んだ日本の作家・泉鏡花は、極端な潔癖症でもあったことから豆府と表記した。

Wikipedia「豆腐」より