さめないすーぷ

スープ料理によく使われる食材:ザワークラウトについて


食べ方
フランスではシュークルートと呼ばれ、アルザス地方の料理とされており、果実味の強い白が特徴のアルザスワインを合わせて飲むことが多い。またアルザスに限らずロワールなど他の地方でもシュークルートは良く用いられる。地中海沿岸ではシュークルート・ドゥ・ラ・メールchoucroute de la merと言って、海の魚介類を乗せた料理も見られる。
その他、油で炒めたり、スープ(ドイツ語でズッペSuppe)やロシアのシチーなどの煮込み料理の材料としても用いられる。また、サンドイッチに挟むのもポピュラーな食べ方である。塩漬けした牛肉と共にパンにはさんだものはルーベンサンドといわれ、ニューヨークの名物料理の一つである。ホットドッグの付け合せとしても一般的である。ドイツからフランスなどへ移住したユダヤ人の料理としても用いられるが、ユダヤ教では豚肉を食べることが禁じられているため、乗せる具は子牛の肉や魚が用いられる。東欧ではロールキャベツ(サルマ、サルマーレ)にも使われる。
ベトナムにはザワークラウトと同じようなキャベツの漬け物がある。漬物甕にキャベツを入れ、水と塩と砂糖を加え、フタをしてそのまま2〜3日おくと酸っぱい漬け物ができあがる。

Wikipediaザワークラウト」より