さめないすーぷ

スープ料理によく使われる食材:コショウについて


コショウ(胡椒、学名:Piper nigrum)は、コショウ科コショウ属のつる性植物、または、その果実を原料とする香辛料のこと。インド原産。


収穫のタイミングや製法の違いによりブラックペッパーやホワイトペッパーなどがある。 ピペリン(piperine)という化学物質が胡椒に独特の風味を与える。


ブラックペッパー(黒胡椒)
黒胡椒とも呼ばれ、胡椒の木から取れた未熟な実を乾燥させたものである。世界中のどんな地域を旅しても、塩の隣にブラックペッパーの小瓶が並んでいると言われている。強い独特の風味があり、特に牛肉との相性が良い。


ホワイトペッパー(白胡椒)
完熟してから収穫した後、乾燥させた後に水に漬けて外皮を柔らかくして剥いたものである。ブラックペッパーより風味が弱く魚料理と相性が良い。


赤胡椒
カンボジアに存在する。
胡椒は、粉に挽いたものや、さらに塩と混ぜた「塩コショウ」として売られているものが多いが、本来の風味を愉しむなら、ペパー・ミルで、使うたびに挽くのが理想的である。ペパー・ミルは、使い捨ての「ミル付きコショウ」から、円筒形のボディに擬宝珠のようなハンドルの付いた、木製のデザインに優れた芸術品まで、いろいろな種類がある。
タイ料理では、香辛料としてではなく、緑色の未熟な実を炒め物の「食材」として利用する。

Wikipedia「胡椒」より