さめないすーぷ

スープ料理によく使われる食材:卵について


鶏卵のサイズ


日本


市販されている卵は、パック詰鶏卵規格により、1個あたりの重量によってランク付けがなされている。また、サイズごとに異なる色のラベルが指定されている。


LLサイズ 70g以上76g未満 赤
Lサイズ 64g以上70g未満 橙
Mサイズ 58g以上64g未満 緑
MSサイズ 52g以上58g未満 青
Sサイズ 46g以上52g未満 紫
SSサイズ 40g以上46g未満 茶


比較的低価格の商品では、上記のようなサイズ分けをしないでパックに詰めたものも市販されている。


世界最大の鶏卵
ギネスブックに記載されている最も大きな鶏卵は高さ7.9センチ、幅6.4センチ、重さ176グラムである。2007年3月、中国江蘇省江都市呉橋鎮万寿村で高さ9.415センチ、幅約6センチ、重さ198グラムの卵が発見された。ギネス認定のものより22g重い。


鶏卵の色


殻の色
殻の色には、主に白玉と赤玉がある。これは鶏の種類や遺伝的によるものであるが、一般には赤玉の方が値段が高い場合が多い。一部の赤玉はフクシン系の色素により着色されている物もある[4]。
市販の鶏卵は、白玉が無精卵、赤玉は有精卵と言う俗説があるが事実ではない。また白玉より赤玉の方が栄養価があるという俗説も存在するが、じっさいは白玉と赤玉で栄養価には差がない事が分かっている。
アローカナ(チリ原産のニワトリ)は、殻の色が薄い水色をした卵を産む。


卵黄の色
卵黄の色は、飼料に含まれるカロテノイドが卵黄へ移行する量で決まる。つまり同じニワトリでも飼料を変えることで卵黄の色が変化する。色の濃い(オレンジ色に近い)ものほど栄養価が高いとするのは俗説である。また、鶏卵中のカロテノイド含量が多いほどゆで卵など加熱時の色落ちが少ない。

Wikipedia「鶏卵」より