さめないすーぷ

スープ料理によく使われる食材:ジャガイモについて


品種


ワセシロ
生食(加工)用品種。北海道立根釧農林試験場で開発され、1974年に品種登録。通称「新じゃがいも」、「伯爵」。新じゃがポテトチップの材料として使用される。


トヨシロ
加工用品種。北海19号とエニワの交配種で、1976年に品種登録。ポテトチップの材料として生産されている品種。風味は男爵薯に較べると劣るといわれるが、揚げると男爵に比べ色合いがよい。


インカのめざめ
2002年に種苗登録された、小粒で黄色みの強い品種。アンデス産の小粒で食味が良い品種を日本向けに改良したもの。甘みが強く、サツマイモや栗に似た味を持つなど食味はよいが、収量は少なく、病虫害に弱いことから他の品種と比較して栽培が難しい。また発芽しやすく、長期の保存には不向きである。生食用として人気が高まってきているが、生産量は少なくジャガイモのなかでは高価である。北海道十勝地方の幕別町などが主産地である。長期冷蔵貯蔵により更に糖度の増加した物もあり、近年ではその風味を生かした本格焼酎の原料にもなっている。


デジマ
長崎県の農林試験場で交配・育成された品種で、1971年(昭和46年)に品種登録された。品種名は江戸時代に外国への窓口であった長崎の出島にちなんだもの。長崎県を中心に九州で多く栽培される。 いもの数が多くつき、多収の品種。肉色は黄白色で、煮崩れしにくい。

Wikipedia「ジャガイモ」より