さめないすーぷ
スープ料理によく使われる食材:椎茸について
日本国内の主な産地
大分県、徳島県、鳥取県、熊本県、宮崎県、群馬県、栃木県、静岡県、長崎県、岩手県、秋田県などで栽培が盛んである。干し椎茸は大分県が、生椎茸は徳島県が日本一の産地である。
中国の産地
中国(中華人民共和国)においては、浙江省・安徽省・江西省・福建省・湖南省などの華中から華南地域が主産地となっている。日本産に比べ、乾燥した感じで比重が軽く、匂いも弱い。近年、不正に日本から持ち出された日本国内の優良品種の種駒で栽培を行い、安価な輸入品が増えており、これに対し日本が2001年にセーフガードを発動するなど貿易摩擦が起きたこともある。
外国での普及
英語、フランス語などでもそのまま日本語に基づきシイタケと呼ばれる。フランスでは秋に流通する多くのキノコ類の中にシイタケも含まれ、朝市の店頭などで見かけることもある。なおフランスでもっとも珍重されるキノコはセップと呼ばれる日本でもよく見かけるが食べる人の少ないヤマドリタケモドキである。オランダでも栽培するようになってやはりshii-takeの名で販売している。
ブータンではキノコの消費が多く、西岡京治の農業指導によってシイタケがもたらされて以降広く普及している。
Wikipedia「シイタケ」より