さめないすーぷ

香辛料について


●唐辛子
フィリピン・中国などアジア圏では葉(葉唐辛子)を青菜と同様に炒めて食べたり、汁物の実とすることもある。日本でも葉唐辛子を炒めて食べたり、佃煮にすることもある。
唐辛子のカプサイシン成分は粘膜や皮膚の弱い部分に附着すると痛みを引き起こす。唐辛子の収穫や加工はむろん、料理のため唐辛子を触った手で粘膜に触れてはならない。うっかり目の汗をぬぐったり、不用意にトイレに入ると大変なことになる。

唐辛子の過剰摂取と発癌の関連性が指摘されており、唐辛子を多く摂る国は胃癌や食道癌の発癌率が高いといわれている。
ただし、国際がん研究機関 (IARC) による発がん性の可能性がある物質とは認められていないため、カプサイシン単体が発がん性を有することは迷信と考えられている。(IARC発がん性リスク一覧)
また唐辛子は、他の特定の物質を発がん性物質に導く体内の酵素の働きを抑制する、いわば抗がん効果があるとされている。
その一方で唐辛子に含まれるカプサイシンは、単体では問題ないが、他の物質と同時に摂取すると癌発生を促進する機能を備えていることが明らかにされた(カプサイシンの項を参照)。

Wikipedia「唐辛子」より