さめないすーぷ

香辛料について


●ウラルカンゾウ
産地及び栽培
主に中国から輸入(中国政府は数年前に甘草の輸出禁止令を布告するとともに、甘草の取り扱いを許可制にした)。
わが国の製薬企業によるオーストラリアでの本格的な栽培も行われている。
日本国内でも栽培可能だがウラルカンゾウ・スペインカンゾウいずれも種子の発芽率はあまり良くない。発芽しても初期の成長がかなり遅い上に土壌の過湿に弱い。ストロン(走出茎)は数センチ毎に節があり芽が付いているのでストロンを切り離して植えつけたほうが成長が早い。 ストロンは地中で株元から伸び始めた当初は表面が白いが時間の経過と共に茶色くなって木の枝のような色になる。ハーブや生薬として利用する時は乾燥させるが生の状態でかじっても甘味を感じる。 5〜6月に紫色の花が開花する事もあるが、日本の気候では開花結実しにくいとされている。


利用
根茎、ストロン(走出茎)を乾燥してハーブや生薬原料として利用される。又、甘味料として食品や調味料、タバコの添加物としても多用される。

Wikipedia「ウラルカンゾウ」より