さめないすーぷ

スープによく使われる食材:トマトソースについて


トマトソースは、イタリア料理の基本となるソースの一つで、パスタやピザなどの食材にかけたり、ブイヨンなどで薄めてスープにするなど、幅広く使用される。イタリア語では、サルサ・ディ・ポモドーロ(salsa di pomodoro)もしくはサルサ・ポモドーロ(salsa pomodoro)と呼ばれる。生のトマトで作ったものはサルサ・ポモドーロ・フレスカ(salsa pomodoro fresca)となる。単純にパスタと合わせただけのものを、トマトパスタの代表として特にポモドリーノ(pomodorino)と呼ぶことが多い。


日本における一般的な作り方
冷たい鍋に、微塵切りにしたニンニク(1片)とオリーブオイル(大さじ2〜3)を入れ、弱火にかけて香りを移す。
微塵切りにしたタマネギ(1/2個)を加え、焦がさないようにじっくり炒めて、甘みを引き出す。
ホールトマト(1缶)をジュースごと入れ、ヘラなどで潰しつつ煮込む。この際、好みでローリエやバジルを加える。
分量が2/3〜半分になるまで、ゆっくり掻き混ぜながら煮詰める。
最後に塩、コショウで味を調えて完成。
タマネギを抜くと、イタリア本国で使用されているトマトソースに近くなる。
トマトの酸味が気になる場合は、砂糖を少量入れると良い。


応用したパスタソース
唐辛子を加えて辛くすれば、アラビアータ
魚介類を加えれば、ペスカトーレ
アサリを加えれば、ボンゴレ・ロッソ(ロッソは「赤い」の意)
挽肉とセロリとニンジンの微塵切りなどを加えると、ミートソース(ボロネーゼ)
炒めたパンチェッタを加えて、アマトリチャーナ
アンチョビ、ケッパー、ブラックオリーブを加えると、プッタネスカ
オレガノを加えれば、マリナーラ

Wikipedia「トマトソース」