さめないすーぷ

スープ料理によく使われる食材:大根について



栄養価が高く、春の七草スズシロ(清白)でもある。おひたし、みそ汁の具として用いられる。 炒め物にして食べると栄養の吸収が良いといわれる。また、カブの葉同様、刻んで飯に炊き込んだものは菜飯となる。


・間引き菜(まびきな) 発芽から数週間で間引きした苗
・大根菜(だいこんな) 一ヶ月ほど経ち10〜20cm程度に根が発達した幼植物。これを野菜として利用するための品種もある。
・大根葉(だいこんば) 収穫期の葉でかつては広く利用されたが、現在は流通の都合や消費者の嗜好により原則として捨てられ、まれに葉付きダイコンと称して販売されている。成長した葉柄には棘状の突起があるので、生食には適さず加熱調理する。
・干葉(ひば) 根と同様に干して保存性を高めたもの。緑黄色野菜の少ない季節の貴重な保存食とされた。


種子
スプラウト 発芽させ、胚軸と子葉をカイワレダイコンとして食用にする。
・生薬 羅葡子(ライフクシ)として、健胃、去痰作用。中国医学では、肥満の薬として有名。


文学
・『古事記』の仁徳天皇の歌に出る。
兼好法師の『徒然草』第68段に、焼き大根の話が出る。

Wikipedia「大根」より