さめないすーぷ

スープ料理によく使われる食材:ネギについて


東北地方では「曲がりねぎ」という栽培法もあり、関東と同様に土を盛上げながらある程度育てたら、一度抜いて横向きに植え直し、植物の光に向かって伸びる性質を利用して曲げる。これは、地下水位が高い土地で効率よく白葱をつくる方法だと言われる。ただし、栽培に手間がかかるため、作付面積は減少している。
なお、ネギは細菌の増殖しやすい食品であり消費者が購入する時点で平均して1gあたり10の6乗〜7乗の細菌があると言われている[要出典]。そのほとんど全ては人間に害のない細菌だが食中毒菌が入った場合はその菌についても増殖しやすい食品であると言えるので本来は加熱調理して食べた方が良く、薬味として生で食べる場合は流水にさらし雑菌を少しでも洗い流すなどの処理をしてから食べる事が好ましい。


古くから薬効成分が含まれている植物と知られていた。痰や鼻水を押さえる作用があるようで、風邪をひいた時に、ネギをくるんだ手拭やガーゼなどを首に巻くというものは有名な民間療法である。自然療法の手当てでは、乳児が鼻づまりで乳が飲めないとき、長ネギの白根をはいで、鼻の根に貼る。
人類に最も近いチンパンジーの日本の動物園での飼育の際に上記の薬効から、風邪予防の為に長ネギをそのまま与える施設もある。ただし、動物によってはネギを食べさせてはいけない場合もあり、特にネコ科の動物には、ネギ類を食べさせてはならない。赤血球が壊れ、生命の危険があるからである。ペットなどに与えてもいいかどうかは注意が必要である。

Wikipedia「ネギ」より