さめないすーぷ

ソムロームチュー (សម្លម្ជូរ, Samlar machu) はカンボジア料理の代表的なもので、酸味が特徴のスープである。クメール語でソムロー(សម្ល)はスープを意味し、ムチュー(ម្ជូរ)は酸味のある食材の総称である。
カンボジアには、様々な種類のソムロームチューがあり、使用するムチュー(ម្ជូរ)や具として入れる食材によって味は大きく変わる。おもな材料は、肉や魚介類のほか、野草を含むさまざまな野菜、酸味づけに用いるタマリンドなどのムチュー、レモングラス、ショウガ、ガランガル、ニンニクなどのハーブやスパイス、プラホックなどである。ソムロームチューユオン(ユオンはベトナムで多数派を占めるキン族のこと)はトマトやパイナップルをムチューとして使ったもので、ベトナム料理のカインチュアカーロック(Canh chua cá lóc, 酸っぱい雷魚のスープ、パイナップルと雷魚を煮込み、トマトやモヤシなどの野菜を入れて更に煮詰めた料理)が元になっているといわれる。
Wikipedia「ソムロームチュー」より

トムヤムクン (ต้มยำกุ้ง, Tom yum goong) は、辛味と酸味、複雑な香りが特徴的な、タイ料理を代表するスープ。
「トム (ต้ม)」は煮る、「ヤム (ยำ)」は混ぜる、「クン (กุ้ง)」はエビのこと。エビ入りトムヤムスープという意味であり、他にも鶏肉やイカ等、他の食材入りのトムヤムスープもある。鶏ならトムヤムガイ、イカならトムヤムプラームックとなる。
世界3大スープの1つとされるが、その話は初めて日本にトムヤムクンを持ち込んだ業者が、売り込みのために創作したキャッチコピーであるという説もある。ちなみに、後の2つはブイヤベースとフカヒレのスープとされることが多い(トムヤムクンの代わりにボルシチとする場合もある)。

エビの殻と身を分ける。
エビの殻とレモングラス、バイマックルー(コブミカンの葉)、プリッキーヌ(青唐辛子の一種)、カー(ショウガの一種)などの香辛料をチキンスープで煮て、スープを作る。
ナンプラー、ナム・プリック・パオ(チリ・イン・オイルともいう)などの調味料とマナオ(ライム)の果汁で味を調える。
エビの身とふくろ茸を入れる。
エビに火が通ったら、仕上げにパクチーコリアンダー)の葉を加える。
お好みによってココナツミルクを入れても良い。
なお、固形やペースト状のトムヤムスープの素がマギーやクノールなどから販売されており、これを使えば簡単に作ることができる。
Wikipediaトムヤムクン」より