さめないすーぷ

昨日はファミリーマート弁当。たまに食べるとおいしいです。
●スープ 続き
ヨーロッパのスープが出汁の部分を主役とする料理に変質していったため、今日では一般的には非欧州圏の汁物料理や、欧州圏でもふやかしたパンとの結びつきの薄い汁物料理全般をスープに分類することも多くなっている。例えば日本の味噌汁はパンとの結びつきはないが、英語ではMiso soupと呼ばれている。あえてスープの原型に相当するものを日本料理に求めようとすれば、鍋物の汁に冷やご飯を入れて煮込んだ雑炊が最も類似しているであろうが、今日の日本人で雑炊と味噌汁を並べてどちらがスープかと問えば、味噌汁を指す者が大半であろう。また、欧米でも本来はスープというよりも魚介のポトフといったほうがいいブイヤベースが、今日ではスープとみなされているのが通例である。
汁物料理を中国語では湯(タン)と書き、朝鮮語でも同様にタンと呼んでいる。ただし、中国語ではとろみのある汁物は羹(台湾では焿(コン)とも書く)という。また、長時間煮込むか蒸して作る汁物は、その料理法から燉(トン)、すまし汁はその料理法から汆(ツアン)という字を素材の前に付けて呼ぶ事が多い。
地中海沿岸のイタリア、フランスには魚介類を入れたスープがあり、ハンガリーにはグヤーシュなど、各国にその特産や風土を生かした名物料理がある。
ラーメンやフォーなどの麺類のだし汁や料理にうま味を加えるための液のこともスープと呼ばれる。アジアの汁の多い麺料理は、西洋ではしばしば「麺の入ったスープ」(例:英語のnoodle soup) と認識されている。
スープには食材のエキスやアミノ酸核酸などの栄養成分やうま味成分を多く含むものが多いため、比喩的にエキスが豊富に含まれているような状態を指す場合もある(アミノ酸のスープ等)。
Wikipedia「スープ」より