さめないすーぷ

香辛料について


●シソ
栄養価
カロテン、ビタミンB、カルシウム、食物繊維、カリウムなどの栄養素を非常に多く含み、特にβ-カロテンの含有量は、野菜の中でトップクラスである。 また、紫蘇特有の香りの元である、ペリルアルデヒドは、臭覚神経を刺激して胃液の分泌を促し、食欲を増進させるほか、健胃作用や食中毒の予防にも効果がある。


漢方
漢方医学では、主に赤紫蘇の葉を「蘇葉」(そよう)または「紫蘇葉」(しそよう)といい、理気薬(気が停滞している状態を改善する薬物、精神を安定させる目的もある)として神秘湯、半夏厚朴湯、香蘇散などに配合される(日本薬局方では、チリメンジソ(狭義のシソ、学名:P. frutescens var. crispa f. crispa)の葉及び枝先を「蘇葉」としている)。
また熟した果実を「蘇子」(そし)といい、咳、喘息、便秘などの治療に用いる。
シソの葉はロズマリン酸、葉と実にはルテオリン(フラボノイド・酵素)という成分を含み、アレルギー疾患に有用として健康食品としても利用されている。

Wikipedia「シソ」より