さめないすーぷ

スープによく使われる食材:ニンニクについて


生産地
中国が世界のニンニク生産量の8割を占めている。
日本国内の流通においては、国産ニンニクの80%を青森県産が占め(市町村別では、十和田市[6]が最も多く生産している)、次いで香川県も出荷が多い。青森県田子町[7]は早くからブランド化に取組んだ。中国内でも、青森県産ニンニクはブランド化している。


栽培
暖地の場合、秋に鱗片を畑地に軽く植え付け、越冬し、翌年の夏、梅雨に入る前に収穫する。


食材


食材としての活用

中国料理では、球根のみならず葉(葉ニンニク)や茎(いわゆる「ニンニクの芽」)も香味野菜として利用される。その他イタリア料理、フランス料理、韓国料理など、さまざまな料理に用いられる。
香味野菜の代名詞的存在であり、料理に食欲をそそる香味を付与する。また、畜肉の「くせ(臭味)」をごまかす効果も重宝されている。
中華料理・イタリア料理などでは、油が冷たいうちにニンニクのみじん切りを入れて弱火で炒めるのがコツである。火が強すぎるとすぐに焦げる。
皮をむいたニンニクの球根を乾燥させ、粉末状にした「ガーリックパウダー」もある。乾燥させることで生よりも臭気を抑えられることもあり、ガーリックトーストをはじめとする各種料理に用いられている。ガーリックパウダーは吸湿性が高く、開封後は乾燥状態を保持できる環境で保管する必要がある。逆に、わざと少量の水分を加えておろしニンニク代わりに使う例もある。

Wikipedia「ニンニク」より