さめないすーぷ
香辛料について
●ハバネロ
育苗 4月初めから5月初め
木箱などに腐葉土と黒土、パーライトを混ぜて10センチ間隔程度で種を播き、嫌光性種子であるため軽く土を被せる。日当たりの良い窓辺、ビニールハウスなどに置いて、地温が昼間25度夜間17度を超えるようにする。発芽したら幾分風通しを良くし、本葉5 - 6枚程度にまで育てる。この際、緑色が濃く、茎がしっかりした苗以外は間引いておく。
定植 5月中
育苗したら、畑の場合0.5m間隔ぐらいに植える。鉢の場合、7 - 8号鉢以上に植え、日当たりの良い所に置く。腐植質をしっかりと混ぜて、かつ水はけを良くしておく。元肥も一般的な野菜よりやや多めにすれば収量も多くなるが、もともと強い植物なのでそれほど気を使わなくても良い。
さめないすーぷ
香辛料について
●ハバネロ
近年、テキサス州の研究者がユカタン半島の辛いハバネロとボリビアの辛くないシネンセ種を掛け合わせ、風味はハバネロそのものだが、辛くないハバネロを作出した。
激烈な刺激性を持っており、飛沫したハバネロの野菜汁が眼の周辺、鼻、耳、皮膚の弱い部分等に付着した場合はすぐに洗い流す必要がある。しばらく放置した場合、火傷のように爛れる場合があるので注意が必要。
ハバネロ等唐辛子を使った料理には、脂肪を燃やす働きがあり“やせる”と考えられることが多いが、「ハバネロ料理」又はスパイスとしてハバネロが用いられている料理には肉類やコーン類・油脂等総合的に見れば高カロリーになっているものもあるので注意が必要。